secondlaman(片思い)のブログ

極々平凡なオヤジの不倫に到達できない片思いブログをどうぞ読んでいってください。強烈なセカンドラマン生活を突っ込みどころ満載でお送りします。

覚悟 セカンドラマンの道へ


「社長、秘密の話って何ですか?」
いつもの笑みを浮かべながら星野マスミはこちらをみた。
「やあ、星野さん、待たせてごめんね。ついついクローズ業務が伸びちゃって」
時間通りにはついていたが、待たせてしまった罪悪感からなのかお詫びしてしまっている自分がいる。彼女に目を見つめられとドキドキしてしまい、変な言い訳をしてしまう自分。もうペースが狂ってるなと思いつつ椅子腰をに掛けた。


若干自分の声が上ずっているいるのを感じながらも、思い伝えた。
「ここ3週間ぐらいのLINEが楽しくて、やっぱり自分はマスミさんが好きだなと思った。
自分は2番目でいいから付き合ってほしい」


星野マスミは既婚者だから、2番目という表現は旦那様の次という意味でまちがっていないと思う。でも、この2番目の意味は二人目の不倫相手として言う意味である。


端的に言えば、星野マスミはもう既に不倫の道に入っているのである。旦那様以外に特定の相手がいて、さらに自分はそれでも構わないという告白を七夕の日に行った。


ここまで自分を落としてまで告白したのは初めてであり、覚悟をもって思いを伝えた。
2番目の愛人でも構わないと、悲壮な決断だった。