secondlaman(片思い)のブログ

極々平凡なオヤジの不倫に到達できない片思いブログをどうぞ読んでいってください。強烈なセカンドラマン生活を突っ込みどころ満載でお送りします。

裁き…

          彼女とのプライベートなLINE、POPデザインの個人レッスン、そしてカフェの仕事。
関わりを持てば持つほど、彼女の魅力は眩しさを増していった。
特に冬から始めたLINEは誰の目を気にすることなく彼女の日常が見え、こちらも心をぶつけていってしまった。
そんなある日、昼食後に来た彼女のLINEの返事がすこしおかしかった。
「色々LINEは気になるのです。LINEは今後緊急連絡のみにお願いしまーす」


え?やり過ぎたかな?


「↑ なんて明るく変身したつもりでしたが、変でしたか?
せっかくご親切にして頂いているのすみません。私、根が真面目なんですよ。
気になってしまうんです。これからも、社長と店員として、そしてデザインの先生と生徒して(笑)よろしくお願いします」


えー?これって拒否られてる?
もう自分の気持ちはその時は限界でした。


「何故か、すごいショックです。自分は悪いかな?うざいかな?と思いつつおくってしまうんです。正直LINEでなくて直接二人きりでお話しできるならその方が嬉しいです。
でもその時間がすごく限られていて…。」


当然この流れからこのLINEにいい返信がつくわけなく


「↑もしこういうことを家の旦那が会社の女性に言ったりしていたら、本当に嫌なので、奥様も知っている私としては、話せてうれしいとか言ってくださるお気持ちは光栄ですが、これからも踏み込まない関係でよろしくお願いしたいのですが、我儘でしょうか?
やはり社長がちょくちょく意味深な感じを挟んできているので」


「意味深?意味深ではないよ。一人で盛り上がっている?上手くこちらも言えないけど、すごく迷惑をかけているなら反省します。」


そして追い打ちの彼女からの裁きのLINEが


「そうですか、やっぱりおかしいし、自分が奥様だったらいやなのでやめましょう。よし、そうしましょう。いま、うちは結婚して16年経ちました。結婚に関しては先輩のつもりです。その16年の中で色々気持ちは変わりました。夫婦ではないとわからない感情もあるし子供がいたらなおさらですよね。社長がご好意をもってLINEしてくださっているのは本当に人間として嬉しいことで感謝しています。うーん上手く書けませんが、雑談も楽しいし、カフェでも楽しく働かせてもらって嬉しんです。それではデザインの仕事に行くのであとで返信します。」


彼女は丁寧になるべく相手を傷付けないように、それでいてきちんと言うべきことを言ってLINEを閉じた。


自分は彼女の裁きに対して、もしかしたらブロックされているかもしれないLINEに最後の情状酌量を願った文章を打ち込んだ。


「自分はもともとメールとかLINEをやるぐらいなら、直接話せば、いいと思ってました。なぜなら直接表情を見ながら話した方が伝わるからです。だからここではさらって書きます。まずは本当にごめんなさい。一緒にお店を支えてくれる方が、こちらのせいでお店に来ることが嫌になってしまうことは、一番いけないことだと理解しています。
ただどうしても感情がコントロールできませんでした。もし今後このようなことがあったらビシッと注意して下さい。」


当然彼女の裁きは変わることなく、日常も仕事も変化しなかった。
ただし、LINEだけは業務だけのものとなった。